IT経営ウェビナー その4

皆さま、GEIT(Governance of Enterprise Information Technology)のエバンジェリストこと、ITコーディネータの元村憲一です。

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ブログの第61回目は、16歳で単身ニューヨーク留学・IT起業、世界を飛び回るビジネスコンサルタントの石川恵理香さんとのタイアップウェビナーによって、「IT経営ウェビナー」としてお伝えして行く続きです。

 

ウェビナーは、皆さまからいただいた質問にお答えする形で進めて行きますので、どしどしご意見・ご質問をお寄せください。

時間の制限もありますので、1回にお答えできるのは3問程度になると思いますが、順次お答えして行きます。

 

 

ウェビナーの4回目は、ITコーディネータのプロセスガイドラインについてです。

 

Q1. 話に出てくるITコーディネータのプロセスガイドラインは、どこからダウンロードできますか?
 A1. ITコーディネータ協会のホームページ(以下のURL)の協会刊行物、ガイドライン・報告書・参考書から、ダウンロードできます。

   https://www.itc.or.jp/

 

ここからは、プロセスガイドラインの中身について説明して行きます。

IT抜きには社会が成り立たない時代になり、経営環境の変化とITサービス利活用環境の変化で、企業経営もITサービスを利活用したIT経営が、ビジネスの革新をリードしています。

IT経営とは、「経営環境の変化に合わせた経営改革と、ITサービスの利活用により、企業の健全で、持続的な成長を導く経営手法である」と定義されています。

戦略経営サイクルは、以下のトリプルループによって構成されます。
 ・SPDLI(Strategy:戦略 – Plan:計画-Do:実行 – Learning:学習 – Innovation:改革)経営サイクル
 ・PDCA管理サイクル
 ・PDS(Plan:計画-Do:実行-See:確認)業務サイクル

IT経営の成熟度は、IT経営の実現度合いを示す指標で、以下の4つの視点から測定されます。
 ・IT環境
 ・ITサービス利活用
 ・IT経営ガバナンス
 ・IT経営マインド

IT経営プロセスは、以下の3つのプロセスで構成されます。
 ・IT経営認識プロセス
 ・IT経営実現プロセス
 ・IT経営共通プロセス

IT経営共通プロセスの、コミュニケーションは、合意形成型のインタラクション・モデルPRAMを使用しています。
 ・Planning(交渉計画)
 ・Relation(関係形成)
 ・Agreement(合意形成)
 ・Maintenance(関係維持)

これを実現する方法として、DDP(ダイアローグ・デシジョン・プロセス)を通して階層的に定義されています。

 

IT経営を実現するプロフェッショナルとしての、ITC資格認定制度を背景、変化、人材像、立ち位置、求められる実践力から説明しました。

ITC実践力体系(スキル要素)を見ていただければ分かるように、ITコーディネータは、とんでもないスーパーマンである事を求められています。

 

次回以降のウェビナーも、ITコーディネータのプロセスガイドラインを見て行きながら進める予定です。

 

最後まで、お付き合いくださいまして、ありがとうございます。

 

皆さまからの、ご意見・ご感想をお待ちしております。

これからのブログの成長に、どうぞご期待ください。

 

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【資格】
・ITコーディネータ
・公認情報システム監査人
 Certified Information Systems Auditor (CISA)
・公認情報セキュリティマネージャ
 Certified Information Security Manager (CISM)
・公認ITガバナンス専門家
 Certified in the Governance of Enterprise IT (CGEIT)
・Certified in Risk and Information Systems Control (CRISC)

 

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