皆さま、GEIT(Governance of Enterprise Information Technology)のエバンジェリストこと、ITコーディネータの元村憲一です。
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ブログの第40回目は、このブログの本題になっている GEITについてを、16歳で単身ニューヨーク留学・IT起業、世界を飛び回るビジネスコンサルタントの石川恵理香さんとの対談動画によって、「1日5分のIT経営講座」としてお伝えして行く続きです。
動画の24回目は、経営戦略・事業戦略は降りてきた、さあどうする? についてです。
上位から降りてきた目標を実現するために必要となる、現状の事業構造を表すAs-Isの良いドキュメントが、存在しない事が多々あります。
現状とのギャップが明確でないから、目標を実現するTo-Beと言われる物が上手く作れない事態になります。
その理由は、現状を正確に表すドキュメントがないと、次期の構想が本当に現場を含めて実現できるのか? が分からないためです。
以前にクロスPDCAの所でお伝えしたように、オペレーション層の実務をITで支援して、素早く各層に必要な指標を上げる本来の姿が、正確なモデルがないために実現できません。
ドキュメントの手法は、多くのやり方がありますが、未だに概念→論理→物理とやっているものでは、各層に断層があって恣意的に変換されたドキュメント間が読めません。
読めない=役立たない、そのため保守されないドキュメントになってしまいます。
では、いつ詳細が詰まるのか? プログラミングで? すると動くプログラムだけが信じられるものとなり、プログラムだけを保守する場当たり対応が始まってしまい、余計にドキュメントがなくなる悪循環を生みます。
現場の業務マニュアルは、変化があると書き直されていますが、ITを実装して行くには、十分とはいえません。
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