くらやみ祭 予告編

皆さま、GEIT(Governance of Enterprise Information Technology)のエバンジェリストこと、ITコーディネータの元村憲一です。

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ブログの第87回目は、今年もやってきました、現在住いがある府中市最大の祭についてです。

 

その祭は、通称「くらやみ祭」と言われ、毎年ゴールデンウィークの5月5日を中心に行われる大國魂神社(六所宮:ろくしょぐう)の例大祭の事です。

 

くらやみ祭看板

 

「くらやみ祭」と言われるのは、昔神輿渡御が深夜に街の明かりを全て消した暗闇の中で行われたことから、こう呼ばれるようになったそうです。

祭りが暗闇に行われた理由は、貴いものを見る事は許されないという古来から存在する儀礼に起因しているそうです。

平成22年には「武蔵府中のくらやみ祭」として、東京都の無形民俗文化財にも指定されています。

 

「くらやみ祭」は、古代の国府祭に起源が求められる古い形態をもった祭とされています。

神祀りの儀式など、祭礼の中では基本的に古来からあまり変化していないと言われているものと、時代の移り変わりとともにその形態が次第に変化して来た以下のような数々の歴史があります。

 ・明治時代以降に、現在見られるような大太鼓が登場した
 ・50年程前には「けんか祭(まつり)」といわれ、神輿渡御(みこしとぎょ)が一時中止になった
 ・祭の開始時刻が、一時早くなった

 

祭は現在、以下のように多くの人たちの支援によって運営されています。

 ・神職(しんしょく)が行う神事
 ・囃子・太鼓など華やかな祭を行う町内(府中四カ町(しかちょう)他の住民)と講中(他地域の住民)

 

祭用品専門店があるくらい、歴史と伝統があって、特にこの時期、詰所にいる法被(はっぴ)着たおじいさんたちが元気です(^^;)

 

大國魂神社の例大祭では、4月30日の品川海上禊祓(みそぎはらい)式から5月6日の神輿還御までの7日間に、様々な神事がおこなわれます。

 

神事以外も含め主なスケジュールは、以下の通りです。

・5月3日:府中囃子の競演 18時頃
 場所:けやき並木
 府中囃子の競演が行われます。
 おかめ、ひょっとこ、天狐(てんこ、白装束のきつね)などに扮した子供たちが、笛や太鼓の音色に合わせて踊ります。
 府中囃子は長い伝統と歴史を持つ、ふるさと府中の郷土芸能です。
 大國魂神社を中心にして、西側が目黒流、東側が船橋流という2つの流派に分かれています。
 名前はそれぞれの発祥地である目黒、千歳船橋から名づけられたものです。

・5月3日:競馬式(こまくらべ) 20時頃
 場所:けやき並木
 けやき並木で、6頭の馬が往復三回走る儀式です。

・5月4日:萬燈大会(まんどうたいかい) 12時30分
 場所:大國魂神社境内とケヤキ並木
 重さ約40キロにもなる萬燈を、軽々と持ち上げてまわし競い合います。
 さくら紙と呼ばれる薄い紙を何枚か重ねて花をつくり、それをかさのような枝に着けて花萬燈が作成されます。

・5月4日:山車の巡行 18時頃~
 場所:旧甲州街道・けやき並木
 各町内会から21台の山車が旧甲州街道とケヤキ並木に集い、にぎやかなお囃子とともに、巡行します。
 夕暮れが迫るなか、何台も連なる山車が、提灯の灯りに幻想的に浮かび上がります。

・5月5日:例大祭 10時~12時
 拝殿で執り行われる、最も重要な祭儀です。

・5月5日:道清めの儀 13時30分
 神輿渡御に先立ち、その道すじを祓い清める儀式です。

・5月5日:太鼓送り込み 14時
 神輿を先導する六張りの大太鼓が登場します。
 くりぬき太鼓としては、日本一の大きさの口径2メートルもある「御先払大太鼓」と呼ばれるものが登場します。

・5月5日:神輿渡御 18時~21時
 8基の神輿が、大太鼓と提灯の灯りに導かれて、神社本殿から御旅所(旧甲州街道と府中街道の交差点)まで渡御されます。

・5月5日:野口仮屋の儀 22時10分
 大國主の大神が府中に降臨した際、野口家に一夜の宿を求めた故事に基づいた神事です。

・5月5日:やぶさめ式 22時30分
 宮司が馬に乗り矢を射るものです。(終了後号報3発)

 

・5月6日:神輿還御 4時~9時頃
 御旅所で一夜を明かした8基の神輿は、各町内を回り、神社へ帰ります。
 (神社大鳥居前は、6時30分~7時頃、拝殿前は、8時頃)

・5月6日:鎮座祭 9時
 還ってきた神輿から、御霊を本殿に納め、無事大祭が終了したことを報告します。(号報3発)

 

祭りのメインは、何と言っても5月5日です。

18時の花火の合図とともに、国内最大級の6張りの大太鼓が地鳴りのごとく打ち鳴らされ、“おいで”と呼ばれる神輿渡御が行われます。

8基の神輿は、大太鼓と提灯の灯りに導かれ、“オイサ”“オイサ”の掛け声とともに、神社本殿から御旅所まで渡御されて、祭の熱気は最高潮となります。

 

この祭の期間中は、露店数約500店、70万人もの人出で賑わいます。

同時に、関東大植木市も境内東側で開催されます。

 

皆さんも一度、この祭の雰囲気を味わいにいらしてください。

 

最後まで、お付き合いくださいまして、ありがとうございます。

次回以降は、本題のGEITの凄いフレームワークCOBITを中心に、ISACAが発行している資格などについても順次お伝えして行きます。

ただし、ISACAの資料は、著作権の管理が非常に厳しいため、全引用とかはほぼ不可能となっています。

表現を変えたり、かみ砕いた言葉などで説明して行く予定です。

 

皆さまからの、ご意見・ご感想をお待ちしております。

これからのブログの成長に、どうぞご期待ください。

 

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【資格】
・ITコーディネータ
・公認情報システム監査人
 Certified Information Systems Auditor (CISA)
・公認情報セキュリティマネージャ
 Certified Information Security Manager (CISM)
・公認ITガバナンス専門家
 Certified in the Governance of Enterprise IT (CGEIT)
・Certified in Risk and Information Systems Control (CRISC)

 

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