皆さま、GEIT(Governance of Enterprise Information Technology)のエバンジェリスト事、ITコーディネータの元村憲一です。
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ブログの第241回目は、グルメネタにならない話題で、コーヒーについてです。
堅苦しい専門分野の話が多く続いていましたで、ホッと一息コーヒーブレイクです (^^)/
今回の話題は、コーヒーの日です。
今日、10月1日は何の日? 都民の日!
いえいえ、コーヒー好きには「コーヒーの日」です。
◇飲みかけの一杯
1983年に、社団法人全日本コーヒー協会によって、10月1日が「コーヒーの日」と定められました。
その理由として、以下の2点が挙げられています。
・国際協定によって、コーヒーの新年度が始まるのが10月で、この日がコーヒーの年度始めとなる
・日本では、秋冬期にコーヒーの需要が高くなる
国際コーヒー協定(ICA:International Coffee Agreement)は、国際コーヒー機関(ICO:International Coffee Organization)と言う機構が、運営を管理しています。
【背景】
1950年代に、中南米やコーヒー生産新興勢力のアフリカ諸国が、豆を増産した結果、過剰供給現象による、価格の大幅な下落となってしまいました。
このため各生産国の外貨収入に大きな経済的影響を与えて、政治社会的にも深刻な問題となりました。
そこで各生産国は、輸出協定の実施に踏み切りましたが、需要を上回る膨大な過剰在庫と過剰生産は、生産国のみの努力では事態の解決に至りませんでした。
そのため、コーヒーの消費国が協力参加する商品協定の結成が、強く求められました。
ニューヨークの国連本部を舞台に、ワシントンのコーヒー研究会の協定草案を土台にして、国際交渉が繰り広げられた結果、価格安定メカニズムとしての輸出割当制度(経済条項)を持つ国際商品協定が出来上がりました。
「1962年の国際コーヒー協定」は、1962年9月に成立しています。
この直ぐ後の1963年に、ICOが発足しています。
日本は、1964年から加盟しています。
輸出割当制度自体は、1989年に停止、1994年に削除されています。
2000年からは、民間部門諮問委員会(PSCB)を発足して、世界コーヒー会議で、消費振興事業、生活水準、労働条件等が協議されています。
コーヒーの実は、サクランボに似た赤い実なので、コーヒーチェリーと呼ばれる事もあるそうです。
実が真っ赤に熟したら、収穫されます。
その後の工程は、果肉の除去 → 水洗 → 乾燥 → 脱穀 → 等級選別 → 麻袋詰め → 輸出 → 品質検査 → 焙煎となります。
改めて工程を見ると、かなりの手間暇をかけて、初めて私たち消費者の手に届く事が解ります。
サクランボは、果肉を食べて種を捨てますが、果肉を捨てて種を食用にするところは、銀杏と似ていますね。
皆さんは、コーヒーが好きですか?
是非、この手間暇をたくさんかけられたコーヒー豆で、美味しいコーヒーを淹れてください。
最後まで、お付き合いくださいまして、ありがとうございます。
また次回からは、本題のGEITの話題として、ITコーディネータを中心に、ISACAが認定している資格の最新版が明らかになった段階で、順次お伝えして行きます。
皆さまからの、ご意見・ご感想をお待ちしております。
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【資格】
・ITコーディネータ
・公認情報システム監査人
Certified Information Systems Auditor (CISA)
・公認情報セキュリティマネージャー
Certified Information Security Manager (CISM)
・公認ITガバナンス専門家
Certified in the Governance of Enterprise IT (CGEIT)
・Certified in Risk and Information Systems Control (CRISC)
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