自伝 十六の巻

皆さま、GEIT(Governance of Enterprise Information Technology)のエバンジェリストこと、ITコーディネータの元村憲一です。

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ブログの第120回目は、自己紹介の一部を自伝としてお伝えする続きです。

これを読んでいただく事で、このブログを書いているのは何者? というのを少しは知っていただけると思い、たどって来た人生のトピックスを書いてみます。

 

【父親になる】
妻は、「私が立派に育てて見せるから」と言い、大学病院の主治医に私の病気の事と使用してきた薬の子供への影響について説明を受けて、子供を持つ決断をしていました。

私はと言うと、心に大きく広がった不安が拭い去れない中、妻は妊娠し、第1子となる男の子を生みました。

 

初めて病院で我が子を見た時、結婚や人生を諦めていた自分が、父親になったんだという非常に大きい感動の中、ぼんやりとしていました。

そして、その感動を上回る不安が襲って来ていました。

大丈夫なのか、俺? 父親をやって行けるのだろうか?

 

私の体質を受け継いだのか、長男はアレルギー体質のようで、赤ん坊の時は脂漏疹がひどく、成長してからはアトピー性皮膚炎でしたが、心配していた薬の影響はないようで、順調に成長していました。

 

長男が生まれてから2年が経った時、第2子の事を妻に話すと、予想していなかった答えが返ってきました。

育児時間や休暇の制度があるのに、それを取りもしないで、あなたが子育てに協力的でないから、もう子供を持つのは嫌だと。

 

その当時、長男が生まれる前から、長期の基幹システム再開発プロジェクトに入っていて、徹夜や残業もこなして、家には寝に帰るだけの生活が続いていました。

難病の身体と戦いながら、気力と体力の限界まで仕事に捧げていたため、妻が1人で子育てをしている苦労を全く解っていませんでした。

自分の身体と仕事の事だけで、精一杯で、仕事だけしている仕事人間になっていて、家庭を顧みることが出来ない状態でした。

 

反省しました。病気のせいにして、自分の事だけしか考えていなかった事を。

長男を一人っ子にはしたくないという思いが強かったので、今度は育児時間や休暇をちゃんと取って、できるだけ協力するからと言う約束をして、何とか妻を説得しました。

 

今回はここまでにして、話は終わり、続きはまたの機会といたします。

 

最後まで、お付き合いくださいまして、ありがとうございます。

次回以降も、本題のGEITの凄いフレームワークCOBITを中心に、ISACAが発行している資格などについても順次お伝えして行きます。

ただし、ISACAの資料は、著作権の管理が非常に厳しいため、全引用とかはほぼ不可能となっています。

表現を変えたり、かみ砕いた言葉などで説明して行く予定です。

 

皆さまからの、ご意見・ご感想をお待ちしております。

これからのブログの成長に、どうぞご期待ください。

 

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【資格】
・ITコーディネータ
・公認情報システム監査人
 Certified Information Systems Auditor (CISA)
・公認情報セキュリティマネージャ
 Certified Information Security Manager (CISM)
・公認ITガバナンス専門家
 Certified in the Governance of Enterprise IT (CGEIT)
・Certified in Risk and Information Systems Control (CRISC)

 

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