皆さま、GEIT(Governance of Enterprise Information Technology)のエバンジェリスト事、ITコーディネータの元村憲一です。
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ブログの第239回目は、各報道でも大きく取り上げられている御嶽山での火山噴火の災害についてです。
長野県と岐阜県の県境にある御嶽山(おんたけさん)、標高3,067mが、27日11時53分に噴火しました。
秋の紅葉での登山シーズンだったため、山頂付近には多くの登山者がいて、突然の噴火で、死者と重軽傷者多数を出してしまう、大きな被害となってしまいました。
火山災害で犠牲者が出たのは、1993年に発生した長崎県雲仙普賢岳の火砕流災害以来だそうです。
まず、この度の被害に際し、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。
今は被害が、最小であります事と、負傷者と行方不明の方が無事下山されます事を心よりお祈り申し上げます。
火山列島で地震国の日本は、活火山と考えられている山が110山もあって、全世界の7%にもあたるそうです。
全世界の62番目で、約0.25%しか国土面積を持たない日本が、活火山だけは全世界の7%とは、いかに凄い火山国かが解ります。
国内の活火山の中で、24時間の観測体制を執っている火山は、47山あって、今回噴火した御嶽山は、その中でも活動が活発とされる23火山に含まれているそうです。
近年の登山ブームに乗って、47火山に含まれる富士山に、2年前まで6年程連続で登山していた私としては、改めて大自然の驚異を再認識させられると共に、登山時の覚悟を考えさせられました。
気象庁の火山噴火予知連絡会は、今回の噴火は、火山灰にマグマに由来する物質が含まれていないため、マグマの熱で地下水が沸騰して爆発する水蒸気爆発と判断したそうです。
水蒸気爆発は、マグマの上昇を示す地殻変動なしに突発的に発生するため、予知が難しいようです。
世界で一番事例も多く、研究の進んでいるはずの日本ですが、火山の噴火や地震に対する予知(前兆現象を捉える事)は、困難な状況が続いています。
大自然の驚異の前に、人類の科学力がまだまだ及ばいない事を示しています。
観測体制への予算等も少ないようなので、国や自治体がリスクに対する施策を早急に整えれくれる事と、何より研究者の方の、これからの健闘に期待しています。
最後まで、お付き合いくださいまして、ありがとうございます。
次回以降も、本題のGEITの話題として、ITコーディネータを中心に、ISACAが認定している資格の最新版が明らかになった段階で、順次お伝えして行きます。
皆さまからの、ご意見・ご感想をお待ちしております。
これからのブログの成長に、どうぞご期待ください。
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Certified in the Governance of Enterprise IT (CGEIT)
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