皆さま、GEIT(Governance of Enterprise Information Technology)のエバンジェリスト事、ITコーディネータの元村憲一です。
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ブログの第204回目は、ある賞へ挑戦されている企業への支援の話題です。
最近手掛けている企業支援と言うと、専門のGEITから、かなり離れた分野ばかりです。
補助金や各種賞への申請、経営革新計画など、企業経営の上位層で、中小企業診断士が得意とする分野が多いのですが、今回は、東京商工会議所が行っている「勇気ある経営大賞」へ挑戦されている企業への支援です。
勇気ある経営大賞とは、革新的あるいは創造的な以下により、独自性のある製品・サービスを生み出しているなど、厳しい経営環境の中で勇気ある挑戦をして、現況を打破するイノベーションを実践している、中小企業または、グループを東京商工会議所が顕彰する制度です。
・技術
・技能
・アイデア
・経営手法
・等
参照URL:
https://www.tokyo-cci.or.jp/market/keieitaisyo/
毎年1回行われていて、今回で第12回目になります。
この賞は、その活動を広くPRする事で、後に続く企業に目標と勇気を与えて、経済の活性化に資する事を目的にしています。
第12回勇気ある経営大賞は、今年の1/10に募集開始が、公表されました。(応募締切:3/7)
1次選考、2次選考、3次選考(現地審査)まで、約半年の長丁場で、これを勝ち抜いた約10社で、9月の最終プレゼンテーションが行われる段階です。
現在支援を行っている企業は、この最終プレゼンテーションまで駒を進めています。
この賞は、売上高や財務内容、市場シェアと言った数値の比較によって、選考されるのではありません。
この賞における勇気とは、過去に拘泥する事なく、大きく経営の舵をきる決断を下して、実際に以下の行動をとったかです。
・大きなリスクに挑戦したか
・高い障壁に挑んだか
・常識の打破に挑戦したか
・高い理想の追求を行ったか
そして、この事についてが、評価の対象になって、賞が決まります。
想定される授賞企業の事例として、以下の企業が挙げられています。
・常識にとらわれない独自の製品・サービスを開発する
・核となる技術・サービスの深化や、最先端技術を追求する
・障壁の高い市場・産業への参入や、海外進出に挑戦する
・社会的課題解決を追求する
・時代の潮流を先読みした業態転換・事業革新を行う
・独自のマーケティングを編み出し追求する
・大胆な人材登用や工夫を重ねた技能伝承・人材育成を行う
・積極果敢な外部資源の有効活用(産学連携・異業種連携)する
最終の受賞は、以下の通りで、賞金も出ます。
・大賞(原則1社)
・優秀賞
・特別賞
私もこの賞の応募支援は、初めての事なので、結果が楽しみでもあり、少し不安でもあります。
さぁ! 印象に残る最終プレゼンテーションに向けて、ラストスパートです!
最後まで、お付き合いくださいまして、ありがとうございます。
次回以降も、本題のGEITの話題を中心に、ISACAが発行している資格などについても順次お伝えして行きます。
ただし、ISACAの資料は、著作権の管理が非常に厳しいため、全引用とかはほぼ不可能となっています。
表現を変えたり、かみ砕いた言葉などで説明して行く予定です。
皆さまからの、ご意見・ご感想をお待ちしております。
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【資格】
・ITコーディネータ
・公認情報システム監査人
Certified Information Systems Auditor (CISA)
・公認情報セキュリティマネージャー
Certified Information Security Manager (CISM)
・公認ITガバナンス専門家
Certified in the Governance of Enterprise IT (CGEIT)
・Certified in Risk and Information Systems Control (CRISC)
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