皆さま、GEIT(Governance of Enterprise Information Technology)のエバンジェリスト事、ITコーディネータの元村憲一です。
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ブログの第118回目は、このブログの本題になっている GEITの国際カンファレンスについての話題です。
とうとうやってきました! Asia-Pacific CACS/ISRM 2014 が東京に。
これまで説明してきた、織全体のITガバナンスのフレームワークCOBIT5を発行しているISACA(情報システムコントロール協会)の最大のイベントです。
CACS(Computer Audit, Control and Security Conference) / ISRM(Information Security and Risk Management Conference)は、ISACAが毎年開催しているシステム監査、情報セキュリティとITガバナンスのための国際カンファレンスです。
Asia-Pacific CACS/ISRMは、1980年代からアジア域内の主要都市で、持ち回りでの開催を続けて来ています。
日本国内での開催は、2009年の京都市での開催以来で、5年振りです。
また、ISACA東京支部の主催(ホスティング)による開催は、2001年以来で13年振りとなります。
このカンファレンスでは、ビジネスとITコントロールの両分野に渡って、戦略レベル、実務レベルの双方で多くのセッションが開かれ、国内外のスピーカーにより業界のベストプラクティス等が議論されます。
更に、参加者相互のネットワーク形成にも有効な機会となります。
Asia-Pacific CACS/ISRM 2014 は、以下の要綱で開催されます。
・第1日 2014年5月30日(金) 午前の部・午後の部
・第2日 2014年5月31日(土) 午前の部・午後の部
開催場所:
ヒューリックホール&ヒューリックカンファレンス/浅草橋
〒111-0053 東京都台東区浅草橋1-22-16
ヒュ―リック浅草橋ビル 2F&3F
更にブレイクアウト・ワークショップが、以下の様に同じ会場で開催されます。
・WS 2014年6月 1日(日) ワークショップ
メインとなるセッションは、以下の3つです。
・キーノートセッション
・ゲストセッション
・ブレークアウトセッション
・キーノートセッション
ISACA国際本部の会長・副会長が、グローバルな視点からの動向について、ISACAの戦略やCOBIT5等のフレームワークを絡めて、講演します。
・ゲストセッション
産業界からのゲストはグローバル企業のCIO、学術界からは情報セキュリティ分野の著名教授、そして、ICTの活用を別の角度から考えるとして、登山家三浦雄一郎氏のご長男である三浦雄大氏が招かれています。
・ブレークアウトセッション
ISACAの主要活動分野である3つのテーマ別にトラックを分け、ブレイクアウト(併行)方式で、それぞれの領域で各分野の専門家の方がより深掘りした内容で講演します。
ISACAの主要ナレッジであるCOBIT5を題材にした講演も、いくつか用意されています。
主要活動分野の中心テーマは、以下のトラックです。
(1)監査/保証
クラウド環境・ビッグデータ時代のIT監査・保証の取り組み
(2)セキュリティ/リスク
サイバーセキュリティ、モバイル環境のセキュリティを中心とした、これからのリスク管理のあり方
(3)ガバナンス/マネジメント
企業価値創造のためのGRC、IT投資管理のあり方
その他として、スポンサー企業による関連サービスを中心とした、スポンサーセッションがあります。
・ブレイクアウト・ワークショップ
COBIT5をテーマとして、日本語と英語の2つのコースが提供されます。
少人数に限定し、終日に渡り講師とインタラクティブな演習が行われます。
私も本日、2014年5月30日(金)~31日(土)の2日間、キーノートセッションとゲストセッションに加えて、以下のブレイクアウトセッションに参加します。
出席ブレイクアウトセッション
第1日 2014年5月30日(金)
13:05~14:05 [ルーム1(3階)] セキュリティ/リスクトラック
14:15~15:15 [ルーム1(3階)] 監査/保証トラック
15:40~16:40 [ルーム1(3階)] 監査/保証トラック
第2日 2014年5月31日(土)
13:05~14:05 [ルーム1(3階)] ガバナンス/マネジメントトラック
14:15~15:15 [ルーム2(3階)] ガバナンス/マネジメントトラック
15:40~16:40 [ホール (2階)] ガバナンス/マネジメントトラック
さぁ、頭が煮えずにどれだけ有用な知識を吸収できるか楽しみです。
明日も、Asia-Pacific CACS/ISRM 2014 の続報をお伝えする予定です。
最後まで、お付き合いくださいまして、ありがとうございます。
次回以降も、本題のGEITの凄いフレームワークCOBITを中心に、ISACAが発行している資格などについても順次お伝えして行きます。
ただし、ISACAの資料は、著作権の管理が非常に厳しいため、全引用とかはほぼ不可能となっています。
表現を変えたり、かみ砕いた言葉などで説明して行く予定です。
皆さまからの、ご意見・ご感想をお待ちしております。
これからのブログの成長に、どうぞご期待ください。
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【資格】
・ITコーディネータ
・公認情報システム監査人
Certified Information Systems Auditor (CISA)
・公認情報セキュリティマネージャ
Certified Information Security Manager (CISM)
・公認ITガバナンス専門家
Certified in the Governance of Enterprise IT (CGEIT)
・Certified in Risk and Information Systems Control (CRISC)
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