皆さま、GEIT(Governance of Enterprise Information Technology)のエバンジェリストこと、ITコーディネータの元村憲一です。
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ブログの第30回目は、このブログの本題になっている GEITについてを、16歳で単身ニューヨーク留学・IT起業、世界を飛び回るビジネスコンサルタントの石川恵理香さんとの対談動画によって、「1日5分のIT経営講座」としてお伝えして行く続きです。
動画の15回目は、GEITの丸投げ、特にシステム構築時に起こる事例1 についてです。
昨日は、ユーザ企業とベンダ側でのコミュニケーションギャップをお伝えしましたが、今日はユーザ企業内でのコミュニケーションギャップについてです。
上位の戦略目標が共有されていないと・・・
ユーザは、自分が便利になることを最優先して、事業体の目標や全体のプロセスになかなか目が行きません。
プロトタイプ手法などを使って、現場主体で要件を詰めようとすると複雑さの増長を招き、テストのケースが累乗的に増えてしまう場合があります。
結果として、提案時に比べ要件確定時の費用が2倍!?、後になってどこを削るんだ? となってしまいます。
この様な場合の多くは、経営者自らがプロジェクトの先頭に立っておらず、社内の誰かにGEITを丸投げしている状態です。
ステークホルダーへの価値創出視点が、全社的に情報共有されていない、コミュニケーションギャップの典型例です。
この様な場合、縦割りの組織ありきで考えるのではなく、必要な論理機能構造から人選なども行って、最終的には物理組織構造を変えても良い位の決断が必要になります。
最後まで、お付き合いくださいまして、ありがとうございます。
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・公認情報セキュリティマネージャ
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