5分間で分かるIT経営 その28

皆さま、GEIT(Governance of Enterprise Information Technology)のエバンジェリストこと、ITコーディネータの元村憲一です。

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ブログの第44回目は、このブログの本題になっている GEITについてを、16歳で単身ニューヨーク留学・IT起業、世界を飛び回るビジネスコンサルタントの石川恵理香さんとの対談動画によって、約1ヵ月間「1日5分のIT経営講座」としてお伝えして来たシリーズ第一弾の最終回です。

 

動画の28回目は、QCDを満たす? についてです。

 

 

TM(Theory of models)と言う手法を採用すると、QCD(Quality:品質、Cost:価格、Delivery:納期)を全て満たす事が出来ます。と言うと、通常トレードオフの関係になるQCD全てを満たす事など出来ないと言われて、なかなか信じてもらえません。

以前にお伝えしましたが、要件定義の質を向上するには、RFP(Request for Proposal:提案依頼書)に明確な要件をモデルで表現して、ベンダとのコミュニケーションを取る事が必須です。

その前提となる事業・業務の解析(業務の見える化見せる化)に、TMは絶大な威力を発揮します。

As-Is(現状)を正確に・素早く・漏れなく捉える → 事業の強み弱みを分析 → 目標に向かって成熟度理論を適用 → ソリューションを導くと言う事が可能になります。

現実の事態をモデルにとってそのままDB(コンピュータ)に乗せる事が出来るため、分析=設計=実行を実現できます。

これによって、高品質・低コスト・短納期を実現する(QCD全てを満たす)ことが、出来ます。

一般手続きは、以下の様にたったの6ステップだけです。
 1.主題と条件(entity)
 2.「関係」の性質
 3.関係と関数
 4.集合(セット)
 5.多値関数
 6.クラス

この手法が普及すれば、政府の言っている国際競争力にも貢献するはずなので、研究会のグループで普及促進活動を展開しています。

 

最後まで、お付き合いくださいまして、ありがとうございます。

 

皆さまからの、ご意見・ご感想をお待ちしております。

これからのブログの成長に、どうぞご期待ください。

 

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【資格】
・ITコーディネータ
・公認情報システム監査人
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・公認情報セキュリティマネージャ
 Certified Information Security Manager (CISM)
・公認ITガバナンス専門家
 Certified in the Governance of Enterprise IT (CGEIT)
・Certified in Risk and Information Systems Control (CRISC)

 

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