皆さま、GEIT(Governance of Enterprise Information Technology)のエバンジェリストこと、ITコーディネータの元村憲一です。
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ブログの第31回目は、このブログの本題になっている GEITについてを、16歳で単身ニューヨーク留学・IT起業、世界を飛び回るビジネスコンサルタントの石川恵理香さんとの対談動画によって、「1日5分のIT経営講座」としてお伝えして行く続きです。
動画の16回目は、GEITの丸投げ、特にシステム構築時に起こる事例2 についてです。
今回は、テストフェーズ、特にユーザ受入テストの時に発生する事象についてです。
自社のビジネス構造を正確に記述したモデルを持つユーザは、ほとんどいませんし、全体を把握している人もいません。
そのため、ユーザもまともに、本当にこれで良いのだと言う論理的なテストケースやテストデータを用意できません。
ただし、現実のデータである過去データがあるので、それを投入するということになりがちです。
要件が不明確なまま作ったのですから、抜け漏れ、勘違いだらけと言う事が多発して、修正費用が嵩んで、その費用負担でもめると Win-Winになれません。
この様な事態をできるだけ避けるために、契約も2段階になっていて、仕様を詰める所まではユーザ側の責任なので、委任契約あるいは準委任契約、その仕様に基づいて動くものを作る所が請負契約となっているのが一般的です。
最後まで、お付き合いくださいまして、ありがとうございます。
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・公認情報システム監査人
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・公認情報セキュリティマネージャ
Certified Information Security Manager (CISM)
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Certified in the Governance of Enterprise IT (CGEIT)
・Certified in Risk and Information Systems Control (CRISC)
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