皆さま、GEIT(Governance of Enterprise Information Technology)のエバンジェリストこと、ITコーディネータの元村憲一です。
「おっ!何か役立つまたは、面白そうな事が書いてありそうだ」と思われたら、是非読者登録してください。
ブログの第41回目は、このブログの本題になっている GEITについてを、16歳で単身ニューヨーク留学・IT起業、世界を飛び回るビジネスコンサルタントの石川恵理香さんとの対談動画によって、「1日5分のIT経営講座」としてお伝えして行く続きです。
動画の25回目は、戦略を実装までつなげるドキュメントとは? についてです。
昔から多くのドキュメントが考案されて来ていて、プロセス系いわゆる業務フローと言われるものが多く存在します。
最近はかなり進化してきていて、モデルドリブンと言われるモデルを書くと動くものが出来る事を目指して、BPEL(Business Process Execution Language)がありますが、意味やプロセス構造の要素を持っていないため、全ての業務を完全にモデルで実行することは出来ないようです。
その他にプロセス系には、ビジネスプロセスモデリング表記法(BPMN: Business Process Modeling Notation)と言う標準記法もあります。
これらは、長大なマニュアルがあってとても覚えきれないため、マニュアルを引きながらでないと書いたり読んだりできないと言う欠点があるため、環境変化に対応した素早い保守が困難です。
また、以前少し説明したEA(Enterprise Architecture)で使用されている、40年も前からのDFDやER図も使われています。
オブジェクト指向では、統一モデリング言語(UML:Unified Modeling Language)と言う十数種類の図が使用されています。
米国の軍部では、IDEF(Integration DEFinition)と言う14種類のモデリング手法が使われています。
日本では、工程向きの産業能率大方式と言うフロー図も昔良く使われました。
しかし、事業体を正確に表すモデルで、コンピュータへの実装との親和性が良く、簡単に覚えられて、保守性が良いと言う条件を満たすものがなく、それぞれ苦労されているのが現状です。
最後まで、お付き合いくださいまして、ありがとうございます。
皆さまからの、ご意見・ご感想をお待ちしております。
これからのブログの成長に、どうぞご期待ください。
この記事を、気に入ってくださった方は、クリックをお願いいたします。
【資格】
・ITコーディネータ
・公認情報システム監査人
Certified Information Systems Auditor (CISA)
・公認情報セキュリティマネージャ
Certified Information Security Manager (CISM)
・公認ITガバナンス専門家
Certified in the Governance of Enterprise IT (CGEIT)
・Certified in Risk and Information Systems Control (CRISC)
■Facebook
https://www.facebook.com/kenichi.motomura.1/
■公式ブログ
https://blog.kazatsukuri.jp/
■Ameblo
https://ameblo.jp/motomuranet/
■Twitter
https://twitter.com/motomuranet/