5分間で分かるIT経営 その20

皆さま、GEIT(Governance of Enterprise Information Technology)のエバンジェリストこと、ITコーディネータの元村憲一です。

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ブログの第36回目は、このブログの本題になっている GEITについてを、16歳で単身ニューヨーク留学・IT起業、世界を飛び回るビジネスコンサルタントの石川恵理香さんとの対談動画によって、「1日5分のIT経営講座」としてお伝えして行く続きです。

 

動画の20回目は、GEITのレベルを高めるには(大手組織)? についてです。

 

 

まずは全体像を理解する事が重要になります。

COBIT5のエグゼクティブサマリの部分や、ITコーディネータのプロセスガイドラインに、IT経営のためのプロセス全体フローが載っています。

大手企業の経営層は、有能な人材ばかりでしょうから、ITを毛嫌いしてコンサルティングファームなどに頼る前に、まずステークホルダーへの価値を高めるために、戦略上ITを利活用して何が出来るのか? をこれらの資料を参考に学んで欲しいと思います。

戦略上の位置付けを明確にして、事業体全体で情報を共有する事が重要です。

これがないと、ブログの26回目PDCAの所でもお伝えしましたが、戦略層までのチェック指標がリアルタイムで上がる仕組みが欠落してしまいます。

実務の執行層は、共有された戦略の意味を十分くみ取り、仕組みをサイロ型サブシステムごとにバラバラに考えないで、全社統合モデルの発想が必要です。

経営層だけに全てを学べと言うのは酷ですから、特にCIOを頂点とする情報システム部門は、GEITを十分に理解した上で、技術面での環境変化対応が必須となうでしょう。

 

最後まで、お付き合いくださいまして、ありがとうございます。

 

皆さまからの、ご意見・ご感想をお待ちしております。

これからのブログの成長に、どうぞご期待ください。

 

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【資格】
・ITコーディネータ
・公認情報システム監査人
 Certified Information Systems Auditor (CISA)
・公認情報セキュリティマネージャ
 Certified Information Security Manager (CISM)
・公認ITガバナンス専門家
 Certified in the Governance of Enterprise IT (CGEIT)
・Certified in Risk and Information Systems Control (CRISC)

 

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