5分間で分かるIT経営 その19

皆さま、GEIT(Governance of Enterprise Information Technology)のエバンジェリストこと、ITコーディネータの元村憲一です。

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ブログの第34回目は、このブログの本題になっている GEITについてを、16歳で単身ニューヨーク留学・IT起業、世界を飛び回るビジネスコンサルタントの石川恵理香さんとの対談動画によって、「1日5分のIT経営講座」としてお伝えして行く続きです。

 

動画の19回目は、GEITをより理解するには? についてです。

 

 

COBIT5でのGEITについては、以前9回目のブログでお伝えしましたので、省略しますが、日本で特に中小企業が知っておくGEITに、「IT経営」があります。

経済産業省の「IT経営ポータルサイト」で、IT経営を以下の様に定義しています。

IT投資本来の効果を享受するためには、目的なく、単に現業をIT化するだけでは不十分であり、自社のビジネスモデルを再確認したうえで、経営の視点を得ながら、業務とITとの橋渡しを行っていることが重要です。このような経営・業務・ITの融合による企業価値の最大化を目指すことを「IT経営」と定義します。

 

経済産業省の実施ている「中小企業IT経営力大賞」で、IT経営とは、経営戦略・経営革新の実現のために、次に例示するような、ITを高度に活用する経営スタイルを指します。
 ・業務プロセスの再構築にITを活用した、顧客満足や生産性の向上
 ・取引情報・顧客情報などを利用した、営業・マーケティングの改革、新製品や新サービスの開発
 ・ネットワークインフラ整備による社内、遠隔地、モバイル環境でのコミュニケーションの充実
 ・ノウハウの蓄積・共有による、人財の強化、ビジネスの付加価値の向上
 ・業務プロセス全体の可視化による、マネジメントの高度化
 ・ITの活用による新たなビジネスモデルの構築
 ・その他、ITの活用による企業競争力強化など

 

ITコーディネータ協会でのIT経営とは、「経営環境の変化に合わせた経営改革と、ITサービスの利活用により、企業の健全で、持続的な成長を導く経営手法である」

 

少しずつ言葉は違いますが、環境変化に対応して、最上位の経営目標であるステークホルダー価値を高めるために、ITを武器として利活用しましょうと言う事です。

 

最後まで、お付き合いくださいまして、ありがとうございます。

 

皆さまからの、ご意見・ご感想をお待ちしております。

これからのブログの成長に、どうぞご期待ください。

 

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【資格】
・ITコーディネータ
・公認情報システム監査人
 Certified Information Systems Auditor (CISA)
・公認情報セキュリティマネージャ
 Certified Information Security Manager (CISM)
・公認ITガバナンス専門家
 Certified in the Governance of Enterprise IT (CGEIT)
・Certified in Risk and Information Systems Control (CRISC)

 

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